urushiolは、今や市場に1-2%しか流通していない”国産漆”を使用して製品展開することをポリシーにして2015年に誕生した新しい漆ブランドです。

呼吸する器、として展開する飯椀から盃のシリーズは、会津塗の原点である「日野椀」のフォルムを礎にリ・デザインした製品です。会津の名工達が究極の薄挽きに挑戦して仕上げています。百個百様の日々変化する天然木の自然の動き、木の呼吸と優しく向き合える暮らしのあり方を提案しています。優しい歪みと、極薄の口あたりは、器を手に持ち、口に付けて食す固有の食文化を持つ日本人の感性に響きます。

整える漆、として展開するfumibacoシリーズは、古来、日本人の暮らしの中にあった文箱を今の暮らしに寄り添ってリ・デザインした漆製品です。平安時代中期に作られた辞書「倭名類聚抄」にも「書を負う箱なり」として不美波古(ふみはこ)の記載があり、以降、漆の文箱は昭和まで家庭や職場で一般的でした。昨今は樹脂や金属など工業製品に置き換えられてきましたが、天然素材である木と漆の文箱に自在に重ね置きや組み合わせができる機能を加えることで、今の時代でも使い易い道具を目指しました。

uruhiolは、家庭、職場、様々な暮らしの場に、人や環境に優しく、持続可能な素材を取り入れたい方に向けた漆ブランドです。

Lineup

福島県会津若松市天寧寺町7−38 TEL|0242-27-3200